<SID2023 Timma基調演説>
米国ロサンゼルスで開かれた「SID 2023」でTimma会長のCharles Pengが「New Trends and Strategies for the Display Industry」を主題に基調演説を行った。 Charles Peng会長はスマートフォンディスプレイに適用されるLCDの比率は持続的に減少し、AMOLEDの比率は増加して2024年には50%を超えると展望した。
Peng会長は「2025年にはLTPOバックプレーンが適用されたスマートフォン出荷量が50%に達するだと思う。 現在、TianmaはフラッグシップとフォルダブルモデルにはLTPO、ハイエンド-ミッドレンジモデルにはLTPSバックプレーンが適用されたAMOLEDを順次供給している」と伝えた。 続いてPeng会長は「現在ディスプレイ市場で150ppi以上の製品の出荷量は13%に過ぎないが、ディスプレイ全体市場収益の60%を占めており、150ppi以下の製品は87%の出荷量を占めるが、市場収益は40%に止まる」とし「高付加価値と高い解像度を持つディスプレイの優れた収益性をつかむことが重要だ」と強調した。 Peng会長は「Tianmaはこのようなトレンドに歩調を合わせ、スマートフォンと自動車用ディスプレイなど2つの核心事業とIT用ディスプレイ1つの核心成長事業、産業およびアプリケーションなど付加価値事業を拡張させる『2+1+N』戦略で世界3大ディスプレーメーカーに跳躍する」と強調した。
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