中国最大のディスプレイ業者であるBOEが透明PI基板を適用したUPC(Under panel camera)パネルを生産する。 UPCは前面カメラを画面の下に位置させ、スマートフォンのフルスクリーンを具現する技術だ。 現在商用化されているUPC技術はカソード電極をパターニングし、カメラ付近の解像度を変更する方式が代表的だったが、今回BOEがOppoに供給するUPCパネルには追加的に透明PI基板が適用されると見られる。 既存の透明PI基板はLTPS TFTの高い工程温度で量産に困難があったが、最近BOEが生産した透明PI基板が適用されたパネルはテスト結果、LTPS TFT工程温度でも大部分の条件が満足できる水準に達したことが把握された。 BOEで開発された透明PI基板が適用されたUPC OLEDパネルは、間もなくOppoが発売する製品に搭載されるものと予想される。 |